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【形式による名称】 |
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立雛
男雛女雛が立った姿。 |
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親王飾
男雛女雛の二人が座った姿。 |
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五人飾
親王飾に三人官女が加わり、二段、三段に飾ることが多い。 |
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七段飾
五人囃子、隋身、仕丁が加わった十五人の飾り。お道具が揃えられます。 |
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収納飾
親王飾、五人飾が多く、収納する箱が台になっています。 |
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【作り方、素材による名称】 |
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着付け雛
最も一般的で、胴体に着物を着せるように作られています。衣装着(いしょうぎ)とも。 |
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木目込雛
桐塑(とうそ)という木粉と接着剤を混ぜて粘土のようにしたもので形を作り、裂地を貼るようにして作られます。木目のように彫った筋に布の端を入れ込んでいくのでこの名があります。 |
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一刀彫雛
主に奈良地方で作られる、木彫りに彩色した雛人形。 |
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土雛(大口信夫氏 蔵)
土でこしらえた形に彩色した雛人形。素朴な雰囲気の人形。 |
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陶雛
土を焼いてこしらえた雛人形。彩色や金銀箔を施したものもあります |
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この他にも、博多人形の雛人形や、竹でつくられたもの、ぬいぐるみのものなど多種多様の素材や技法で作られています。 |
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【時代や姿による名称】 |
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寛永雛(諏訪市博物館
蔵)
江戸時代前期、寛永時代に作られた雛人形。最初の座り姿の雛人形といわれ、素朴で小ぶりなものが多い。 |
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享保雛(京都国立博物館 蔵)
享保時代に作られた豪華な雛。大きなものが多い。 |
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有職雛(浅原革世氏
蔵)
江戸時代後期に作られた雛。「有職故実に則った」という意味でしょうが、男雛が黒い装束のものをこう呼んでいることが多いようです。 |
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次郎左衛門雛
江戸時代後期、雛屋次郎左衛門が考案したといわれる、ピンポン球のような丸顔に小さな目鼻の雛人形。 |
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稚児雛
頭に稚児輪を結った子供の姿の雛人形。江戸時代後期にはこうした変わり雛がさまざまに考案されました。 |
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【京雛とは】
京都在住の、一定以上の技量をもつ人形師が、主に西陣の裂地、健山・猪山に代表される京頭師(きょうかしらし)の頭を用いてこしらえた雛。一般に高い水準のものですが、近年、京都在住以外の職人のこしらえたものも京雛と呼ぶことがあります。
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